HSS型HSPの私が人生を取り戻すブログ

らるごろうの雑記を載せるブログ

「SPY FAMILY」MISSION:6ナカヨシ作戦 感想

spy-family.net

[MISSION:6ナカヨシ作戦]を視聴。ヨルさん、アーニャの家族愛が高まったり、アーニャが同級生に向ける変顔(笑顔)が面白いなどの見どころがありました!中でも「今回の見どころはここだな!」と個人的に思ったシーンを3つに分けて記述します!

 

1.ヨルさんとアーニャの絆

ヨルさんとアーニャ、2人だけのエピソードは今回が初。これまではロイドさんが必ずと言っていいほどそばにいたのでヨルさんとアーニャが2人きりになることはありませんでした。「私はその子の母親です!」とヨルさんが不良に対して怒りの感情をあらわにするシーンは、「ヨルさんも母親になったんだな・・・」と感動。

 

フォージャー家は、ロイドさん(父)>アーニャ(娘)>ヨルさん(母)の不思議な順番で構成された家族。「アーニャんちにいらっしゃいませ!」とアーニャが母親になったヨルさんを家に迎えるシーンは、「百歩譲って普通、逆でしょ!」とツッコみたくなるような微笑ましいシーンでしたね。

 

「ロイドさんが不在のため、夕飯を作ることになったヨルさんは、スーパーで「どれが何やらわからないので全種類、買ってしまいましょう」と財布のお金が尽きるまで買い物してしまう非凡な生活力。「わからないなりにも買い物の仕方があるのでは!」と思ってしまう。しかし、ヨルさんの生活力の低さは可愛さの一つなので見た目を整えることの大切さを再確認できました。

 

買い物をしている間に不良に絡まれるアーニャ。すぐさまヨルさんが助けてくれるが、不良に「メイドさんよ!」とメイドに勘違いされてしまう。アーニャに絡んでいることへの怒りもあるが、「私はその子の母親です!」とメイドと間違われたことへの怒りの方が優っているようにも見える。そんな印象を受けるシーンであった。「家族でいることに血の繋がりは関係ないな」と感じました。おそらく、「SPY FAMILY」が好きな人は「血の繋がりではない家族愛」に感動するのだろう。

2.アーニャの制服

[MISSION:6ナカヨシ作戦]で制服姿を何度もお披露目するアーニャが可愛すぎる!その辺にいる他人にも制服を「バーン!」と見せびらかす姿に子どもらしさがあり、「これでニヤニヤできなかったら精神の不調を疑った方がいい」と物差しに採用しても良い程の可愛さでした!

 

SPY FAMILY」は、アーニャの子どもらしさを大切にしている作品。例えば、「クレヨンしんちゃん」の「しんのすけ」は子どもと取られるよりも「しんちゃん」というイメージ。「しんちゃん」は、子どもらしいというより個性が際立ちすぎているため、「しんちゃんはしんちゃん」と捉えてしまう。

 

しかし、アーニャは個性的ではあるものの「子どもらしさ」の表現がある。今回の制服を「バーン!」と見せるシーンはまさに「新しい洋服を着れて嬉しい!見てみて!」と言わんばかりの「子どもらしさ」がある。種崎敦美さんが演じるアーニャ語が話題になっているが、子どもらしい姿を捉えている今回のようなシーンを見ると「子どもの可愛らしさと仕草をよくわかってるな・・・」と作者の遠藤達也さんの観察力にただただ脱帽。

3.アーニャのパンチ

イーデン校でダミアンに放たれたアーニャのパンチ。アニメならではの動きも加えて「うわ・・・痛そう・・・」と思わず頬に手を当てたくなるような素晴らしい威力。

 

入学式前日、「ただいま」とロイドさんが帰ってくると「セイ!」とパンチの練習をしているヨルさんとアーニャ。「何、しているの?」とロイドさんが尋ねると「入学準備です!」と真顔で答えるヨルさんに「なるほど・・・入学準備にパンチか・・・一理あるな」と感じる視聴者は私だけではないと信じたい。

 

クラス発表以来、やたらと絡んでくるダミアン。ヨルさんから教えてもらった「笑顔」で流そうとするアーニャ。しかし、突如、目に炎が宿り、パンチが放たれた。これといって激怒するようなタイミングではなかったが、蓄積された怒りが放たれたのだろうと推察。我慢が長続きできなかったところが、アーニャの「子どもらしさ」が出ているシーンだろう。

 

すぐに周りも巻き込み騒ぎになるが、「手を伸ばしたところに偶然この人が・・・」と言い訳するアーニャ。そんな誰しもが学校で経験したような場面が見事に表現されている。「学校」「家族愛」と誰しもが身近に感じる場面が多いのも「SPY FAMILY」の魅力の一つだろう。

まとめ

アーニャらしさが炸裂した[MISSION:6ナカヨシ作戦]。軽く見積もっても神回です。辛いことがあったら「バーン!」と制服を見せびらかすアーニャを思い出して精神安定剤にしたいと思います!